【漢方】貧血・冷え・月経困難など 血虚・瘀血・出血の症状と対応

 

血虚タイプ

・めまい・立ちくらみを起こしやすい

・目がかすむ

・動悸がする

・貧血を起こしやすい

・全身の倦怠感がある

・インポテンツ

不妊

・皮膚につやがなく、ガサガサしている

・爪がもろい

・顔色が悪い

・寒がりである

 

概ね4つ以上あてはまれば血虚タイプに属すると考えてよいでしょう。

 

血虚がイプに向く食材

キンシンサイ、レンコン(煮)、ハスノミ、ゴマ、プルーン、ナツメ、リュウガン、牡蠣、ブリ、牛肉、鶏肉、レバーなど                           

 

血虚タイプの人の生活アドバイス

無理をせずに、自分のペースで生活するように心がけましょう。また、牛肉や鶏肉、ゴマなど、栄養のある食材、補血作用のある食材を選び、三度の食事はしっかりと食べるようにします。エネルギー源が不足しているのですから、体を冷やすことは厳禁です。月経過多などの原因は早く治療するようにしましょう。

 

瘀血タイプ

・皮膚が黒ずんでいる

・手足が冷えているのに頭がのぼせる

・めまいを起こしやすい

・頭痛を起こしやすい

・肩こりになりやすい

・痔がある

・月経不順がある

・あざができやすい

・吹き出物ができやすい

・頭部や上半身に汗をかきやすい

・月経痛や月経時にイライラがある

 

概ね4つ以上あてはまれば瘀血タイプに属すると考えてよいでしょう。

 

瘀血タイプに向く食材

ニラ、シナモン、サフラン、ベニバナ、セリ、セロリ、キクラゲ(黒)、レンコン、ハトムギアロエなど                                  

 

☆瘀血タイプの人の生活アドバイス

瘀血になりやすいチョコレートなどの甘いものや辛いもの、モチ米、エビ、カニ、魚卵、などはできるだけ避けます。また、便秘をしないように、食物繊維の多い食材を選びましょう。特に足元の冷えには注意が必要で、夏でも靴下をはくなどの気を使うことが大切です。また、夜はしっかり寝るようにしてください。

 

出血タイプ

・吐血することがある

・鼻血がでやすい

・下血することがある

・痔出血がある

・月経過多である

・腸内出血がある

・不正出血がある

・貧血を起こしやすい

・血が止まりにくい

・その他各種の出血性疾患がある

・手術や出血の多いけがの跡である

 

概ね4つ以上あてはまれば出血タイプに属すると考えてよいでしょう。

 

出血タイプに向く食材

キクラゲ(黒)、ホウレンソウ、セリ、セロリ、レンコン(生)、レバーなど

 

☆出血タイプの人の生活アドバイス

まずは、出血の原因となっている疾病がある場合はそれを治療することです。止血作用のあるセリ、セロリ、キンシンサイ、黒キクラゲや血を補う効果のあるゴマ、プルーン、ナツメ、リュウガン、牡蠣、ブリ、鶏肉、レバーなどを多く摂るように心がけましょう。体を冷やさないようにすることも大切です。

 

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めまい、不眠、動悸など 気逆タイプの症状と対処法

気逆タイプ

・めまいを起こしやすい

・眠れないことがよくある

・動悸がする

・のぼせやすい

・イライラしやすい

・突き上げるような咳をしやすい

・頭痛がある

・ゲップをして、吐き気を起こしやすい

・小児でひきつけを起こしやすい

・カッとしやすい

・落ち着かない

 

 

気逆タイプに向く食材

シナモン、シソ、カモミール、茶、サフラン、バジル、ペパーミント、ローズマリーなど                             

 

☆気逆タイプの人の生活アドバイス

常に気持ちを落ち着けることが大切です。音楽鑑賞、お香、ハーブティーなどで生活にリラックスタイムを意識して取り入れましょう。辛いものや甘いもの、アルコールの多飲食はNGです。また、首と足を冷やさないこと。半身浴はおすすめですが、湯冷めしないように。夜の12時から3時は必ず睡眠時間に組み込むようにしましょう。

当院スタッフによる漢方のお話、今回はめまいや動悸が起こりやすいの対処法についてお伝えします。

 

血虚タイプ

・めまい・立ちくらみを起こしやすい

・目がかすむ

・動悸がする

・貧血を起こしやすい

・全身の倦怠感がある

・インポテンツ

不妊

・皮膚につやがなく、ガサガサしている

・爪がもろい

・顔色が悪い

・寒がりである

 

血虚タイプに向く食材

キンシンサイ、レンコン(煮)、ハスノミ、ゴマ、プルーン、ナツメ、リュウガン、牡蠣、ブリ、牛肉、鶏肉、レバーなど                             

 

血虚のタイプの人の生活アドバイス

無理をせずに、自分のペースで生活するように心がけましょう。また、牛肉や鶏肉、ゴマなど、栄養のある食材、補血作用のある食材を選び、三度の食事はしっかりと食べるようにします。エネルギー源が不足しているのですから、体を冷やすことは厳禁です。月経過多などの原因は早く治療するようにしましょう。

 

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気滞タイプの症状と対処法:不安になりやすい、喉が詰まった感じがする

当院スタッフによる漢方のお話、3回目は、ストレスに弱く不安になりやすい気滞タイプの対処法についてお伝えします。

 

気滞タイプの症状

・頭や胸にもやもやした感じがある

・神経質で不安になりやすい

・胸が詰まったように感じる

円形脱毛症になりやすい

・ストレスに弱い

・吐き気をもよおしやすい

・神経性の膀胱炎になりやすい

・のどに何かつまった感じがして咳払いをよくする

・独り言が多い

 

概ねチェックが4つ以上あれば気滞タイプと考えてよいでしょう。

 

気滞タイプに向く食材

キンシンサイ、ラッキョウ、シソ、ウイキョウカモミール、シナモン、サンザシ、サフラン、バジル、チンピ、ペパーミント、レモンバーム、ハッカクなど           

 

気滞の人の生活アドバイス

あまり小さいことを気にせず、ストレスを溜めないこと。旅行やウォーキング、スポーツなど体を動かすことは「気」を動かすことにつながり、ストレスの解消になります。自分のための時間をもつようにするのも大切です。体を温める食材を選び、とくにお腹にガスが溜まりやすいイモ類やヨーグルトなどは避けるようにしましよう。

 

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「疲れやすい、だるい」のは気虚タイプかも

ブレインケアクリニック院長の今野です。今回は、スタッフによる漢方のお話です。

気力がない、食欲がない、体がだるい・・・そんな人は「気虚(ききょ)という体質かもしれません。今回は気虚に効く食材、生活アドバイスなどをまとめてみました。

 

気虚タイプ

・気力が低下しやすい

・倦怠感が抜けない

・疲れやすい

・息切れしやすい

・体が冷えやすい

・食欲不振がある

・汗をかくような状態でないのに汗をかいてしまう

・朝すぐに起きられない

・下痢しやすい

・胃腸が弱い

・カゼをひきやすい

 

おおむねチェックが4つ以上あれば気虚タイプに属すると考えて良いでしょう。

 

気虚タイプの人に向く食材

ゲンマイ、コムギ、モチ米、カボチャ、ニンジン、ニンニク、キクラゲ(白)、シイタケ、ヤマイモ、クリ、ゴマ、ナツメ、リュウガン、牛肉、鶏肉、羊肉など          

 

気虚タイプの人の生活アドバイス

胃腸によく、温かい食事を心がけましょう。良質なタンパク質を摂取することが大切なので、サムゲタンなどの鍋料理は「気」を増やすのに非常に適しています。反対に脂肪は摂りすぎないように。そして、体を冷やさないよう、衣服にも気を配ることも大切です。睡眠も十分に取るようにしてください。

 

簡単サムゲタン

 胃腸の機能を補い、体力をつけて気力もアップします。

材料

モチ米・・・・・・大さじ4

ニンニク・・・・・1片

鶏肉(手羽先)・・・6本(150g)

高麗人参・・・・・1g

ナツメ(乾燥)・・・2個

マツノミ・・・・・10粒

水・・・・・・・・400ml

 

作り方

  • モチ米は洗って、水(分量外)に30分漬けておく。
  • ニンニクは薄切りにする。
  • ①の水をきり、その他の材料とともに鍋に入れ、火にかける。
  • 約20分煮込んだら、塩少々で味を調える。

 

効能

鶏肉・高麗人参・もち米(消化機能を補う・体を温める)

ナツメ・マツノミ・ニンニク(滋養強壮)

 

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漢方の考え方による体質分類

 漢方の体質タイプは大きく分けると体の不調が「」に現れるタイプである気虚タイプ・気滞タイプ・気逆タイプ、「」に現れるタイプである血虚タイプ・瘀血タイプ、「」に現れるタイプの津液不足タイプ・湿タイプ・水滞タイプの9つに分かれます。

  

「気・血・水」の働き

①気の働き

・成長を促し、五臓六腑を働かせる

・体を温める

・血・水を巡らせ、過度の流出を防ぐ

・体表を保護し、病気の侵入を防ぐ

 

②血の働き

・内臓赤く機関、組織に栄養分を与え、潤す

・気とともに人が精神活動を行う基礎となる物質。意識や精神を明瞭にする働きがある

 

③水の働き

・内臓や各器官を循環して、潤す

・関節をなめらかに動かし、皮膚に潤いを与える

・汗、鼻水、涙、唾液などを作り出す

・脳や脊髄を潤す

 

漢方によるタイプ分け

1、気虚タイプ

・生命エネルギーである「気」の量が不足しているタイプです。

・元気がない、体力がない、だるそうにしているなどが特徴です。

・胃腸が弱くてしっかりと栄養が摂れなかったり、ストレスで精神的に消耗したり生活の不摂生や過労、慢性の病気などが原因と考えられます。

 

2、気滞タイプ

・「気」の流れが滞る(停滞)するタイプです。

・真面目な人に多く、不安感があり、独り言をつぶやいたり、胸からのどあたりにかけてつまったようなモヤモヤとした感覚があるのが特徴です。

・過度のストレスなど精神的原因や冷え、湿気なども原因と考えられます。

 

3、気逆タイプ

・本来、お腹のあたりにある「気」が頭に向かって突き上げているタイプです。。

・イライラして怒りやすく、落ち着かない、眠れない、上半身(とくに顔や頭)に熱感があり、のぼせやすい、動悸があるなどが特徴です。

・過度のストレスや、食生活の乱れなどが原因と考えられます。

 

4、血虚タイプ

・「血」の量が不足して、その働きが低下しているタイプです。

・女性に多く、体力がない、顔が青白い、貧血を起こしやすい、寒がりなどが特徴です。

・胃腸が弱く栄養が十分に摂取出来ない、冷えが強い、女性の場合は月経出血が多い、瘀血がひどく血の栄養機能が低下しているなどが原因と考えられます。

 

5、瘀血タイプ

・血流が悪く、滞りが起き、活性を失って血の質が悪くなっているタイプです。

・女性に多く、吹き出物が出やすい、足元が冷えやすいのに頭がのぼせる、あざができやすい、月経の時に頭痛やイライラの不調が起こりやすいなどが特徴です。

 

6、出血タイプ

・月経方や出血性の疾患などで出血が起きているタイプです。

・顔色が悪い、肌の張りやつやがないなど、血虚と同じような症状が特徴です。

・痔の出血がある、事故やけが、手術で血を多く失った、女性の場合は月経過多や不正出血などが原因となります。

 

7、津液不足タイプ

・体内の「津液(汗や涙、粘液、リンパ液などの水分)」が不足しているタイプです。

・髪がパサついたり、乾燥肌、乾燥性の湿疹、呼吸器系が乾燥して口が乾き、声がれやのどカゼをひきやすいなどの特徴があります。

・水分を摂らない、汗をかく、激しい嘔吐や下痢などが原因と考えられます。

 

8、湿タイプ

・体の表面や筋肉・関節、胃腸内にガス状の湿気が溜まるタイプ。お腹の張りなど胃腸に現れるタイプと筋肉のだるさなど体表に現れるタイプがあります。

・湿度の高い環境、水分を摂りすぎる、冷たい飲み物を好む、食事の不摂生などが原因と考えられます。

 

9、水滞タイプ

・体に余分な水分が溜まっているタイプです。

・口が乾いて尿が出にくい、むくみ、めまい、吐き気、下痢、夜のトイレが近い、冷えやすい、胃にポチャポチャと水が溜まっているなどの特徴があります。

・体質的に水分の代謝が良くない、腎臓の不調、冷えなどが原因と考えられます。

 

 当院スタッフより

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慢性疲労に効く漢方

当院には、なかなか疲れが取れなくて困っている方がたくさん来院されています。その原因はうつ病適応障害・副腎疲労・栄養不足・感染症甲状腺機能低下症など様々あるのですが、漢方薬は副作用が少なく、よく症状を見極めれば有効な場合が多いのでしばしば処方しています。

 

なかでもよく使うのはこちら。

 

補中益気湯:気分の落ち込みや不安が少なく、疲労感や倦怠感が前面に出ている人におすすめの漢方。補中益気湯が合う典型的なタイプは、仕事で慢性的にストレスがかかっていて、土日休日関係なく疲労困憊しているビジネスパーソン。交感神経も副交感神経も十分に働いていないようなイメージの人です。成分:オウギ、トウキ、サイコ、ニンジン、ソウジュツ、タイソウ、チンピ、カンゾウ、ショウマ、ショウキョウ。

 

十全大補湯補中益気湯の効果が今一つの時に試してみるとよい漢方です。成分:オウギ、ケイヒ、ジオウ、シャクヤク、ソウジュツ、センキュウ、トウキ、ニンジン、ブクリョウ、カンゾウ

 

六君子湯:食欲のなさ、胃腸症状があって食事を十分摂取できない時に処方します。とにかく食事がとれないと慢性疲労は改善しません。食べられるようになってくると、疲労感が改善してきます。成分:ニンジン、ハンゲ、ブクリョウ、ソウジュツ、タイソウ、チンピ、カンゾウ、ショウキョウ。

 

半夏厚朴湯:不安が強く、喉のつかえがあって細かいところが気になるような性格の人。交感神経が常に高ぶっているようなタイプによく効く漢方です。こういう時の喉のつかえや違和感は、漢方の世界では「梅核気」といいます。パニック障害にもよく処方される漢方です。成分:ハンゲ、ソヨウ、ブクリョウ、ショウキョウ、コウブク。

 

漢方は食前・または空腹時に飲むのが効果的です。ほとんどの漢方は顆粒ですが、物によっては錠剤もありますのでご相談ください。上記の中では半夏厚朴湯は錠剤があります。漢方薬の独特な匂いや味が苦手な人もいますが、一度はぜひお試しください。

 

ただし、漢方だけ飲んでいても、ストレスの多い状況が変わらなかったり、乱れた生活をしていてはなかなか良くなりません。

慢性疲労の症状に対して大事なことは、できるだけストレスの原因を明らかにしてできるだけそれを減らす、しっかり休養すること、規則正しい生活をすること、タンパク質・ビタミンB、ビタミンC、マグネシウムなどの栄養素をきちんと補給することです。マインドフルネスなどの瞑想を1日数分でも良いので行い、頭を積極的に休めるのも効果的です。

 

以外と見落としがちなのは環境要因。長く過ごしている場所の気温や湿度、騒音や匂い、カビやホコリなど、人体に悪影響を及ぼすような要因がないかどうかもチェックしてみることもお勧めします。

 

 

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